株式と債券の特徴を大手都市銀行員がわかりやすく解説します!

  • 2020年6月27日
  • 2020年6月28日
  • 金融
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投資初心者ですけど株式やら債券やら何が違うのかわかりません。
会社で確定拠出年金に入っているのですが、中身の運用について全く無知で困っています。
そんな疑問にお答えします!
この記事を書いている私は、大手都市銀行員として法人営業をしています。
基本的には法人への融資業務がほとんどですが、企業の社長に対して運用商品の提案などもしています。
今回の記事では初心者の方でもわかりやすいように細かい原理は抜きにして説明していきます。

株式と債券の特徴を大手都市銀行員がわかりやすく解説します!

株式と債券を語るにあたり、大きく以下の4つに分類できます。

国内株式

外国株式

国内債券

外国債券

 

それでは、ひとつずつわかりやすく解説していきます。

国内株式

国内株式とは具体例を出すと・・・

  • ソフトバンクの株式を買う
  • トヨタの株式を買う
  • オリエンタルランドの株式を買う

といった日本国内にある企業の株式を買うことを指します。

日本国内の株式市場は朝の9時から11時半、1時間休憩を挟み12時半から15時まで開いています。

それでは、国内株式の特徴3つ紹介していきます。

 

値動き大きい

債券に比べると値動きが大きくリスク、リターン共に大きいです。

朝の9時から値動きが始まりますが、株式の場合15%下がることもあれば10%上がることもあります。

国内株式の場合、

マクロ的な要因(例えば、2020年のコロナにより世界的に経済が停滞など)により20%下がる場合もありますし

ミクロ的な要因(例えば、○○自動車のリコールが発生)によって10%下がる場合もあります。

 

満期がない

これは、後ほど紹介する債券との違いになってくるのですが、株式には満期がありません。

株式を購入して1年後に償還しなければならない」というような期日は存在しません。

株式の場合は、買った翌日に打っても構いませんし、何十年も持っていることも可能です。

 

株主優待や配当金がある

株主優待とは、

うちの企業の株式を購入してくれた方には何かサービスしてあげよう!
というものです。
具体的には、オリエンタルランドの株式を保有しているとディズニー関連グッズやTDLの入場券がもらえたり、
ANAの株式を持っていたら、特別価格の航空券が購入できたり・・・
株主優待の内容は企業によって違いますので、中には株主優待目当てで株式を購入する人もいます。
配当金とは、
うちの企業の株を買ってくれてあリがとう。持ってくれている方には半年に一度2%還元しよう!
というものです。
配当金はある企業もあれば、ない企業もあります。
配当金の還元率も企業によって異なりますが、3%あれば高いと言われています。

 

外国株式

外国株式とは具体例を出すと、

  • Googleの株式を買う
  • Amazonの株式を買う

といった日本国外のアメリカの株式を買うことを指します。

アメリカの株式市場は、時差があるので日本の深夜帯に開いています。

それでは、国内株式にはない外国株式の特徴をひとつ紹介します。

 

為替変動リスク

アメリカの会社の株式を購入するので「日本円」では基本的に購入できません。

米ドル」で購入するケースがほとんどです。

例えば、Googleの会社の株式が10%上がり、米ドルも10%上がると20%儲かることになります。

もちろん逆も然りで、

Googleの株式が10%下がり、米ドルも10%下がると20%損することになります。

外国株式の場合は、株式市場だけではなく為替相場も気にしないといけないんですね。

国内債券

国内債券とは具体例を出すと、

  • 日本国債を買う
  • ソフトバンクの社債を買う

といった日本国内の債券を買うことを指します。

債券ってよく聞くんですけどよく意味がわかりません。
債券」を簡単に説明すると、お金を貸すことです。
代表的な「日本国債」買う場合は、日本にお金を貸すことになります。
お金を貸してください。その代わりに5年後に借りたお金は返します。もちろん利息はお支払いします。
というものです。
社債の場合には、対象が国ではなく会社になります。
それでは、国内債券の特徴を3つご紹介します。

リスクが小さい

債券株式に比べて値動きが小さいです。

しかし、債券には満期があるので5年物であれば、5年保有していれば金額満額戻ってきます。

(例)ソフトバンクの10年社債を100万円で購入すると、10年後に100万円戻ってくる

しかし、途中で償還してしまうと値動きに連動しますので元本割れる可能性もあります。

ということは、満期までずっと持ち続ければお金は必ず戻ってくるってことですか?
日本国債の場合は、日本という国が破綻した場合には戻ってくないことがあります。社債の場合は○○社が倒産したら戻ってこない場合があります。
株式と違って業績云々ではなく、「倒産するかしないか」に依存してきますので株式よりかはリスクが小さいと言われています。

 

満期がある

株式と違い債券には期限があります。

期間の長さは3年満期、5年満期、10年満期など様々です。

3年満期の場合は、お金を貸して3年後にお金が返ってくるというイメージです。

 

利子がもらえる

お金を貸して満期まで利子がもらえます。(だいたい半年に一度)

しかし、このマイナス金利下では日本国債では0.05%ほどです。(2020年6月現在)

社債ではもう少し上がりソフトバンクなどの有名企業の場合は0・○%ほどです。

普通預金が0.001%ですから、少しはマシですね。

 

外国債券

外国債券とは具体例を出すと、

  • アメリカ国債を買う
  • Googleの社債を買う
  • ブラジルの国債を買う

といった日本国外の海外の債券を買うことを指します。

外国債券の場合は日本以外のものを指しますので、比較的安定しているアメリカの債券もあれば新興国の債券もあります。

基本的には安定している国、例えばアメリカ国債やGoogleの債券の場合は支払われる利子が低いですが、倒産確率が高いブラジルの国債等の場合は利子が高くなる傾向になります。

外国債券については特徴はひとつです。

 

為替変動リスク

この為替変動リスクは、外国株式と同様の考え方になります。

アメリカ国債、Googleの社債を購入する場合には基本的に米ドル建てになりますし、

ブラジル国債を買う場合にはブラジルレアル建てになります。

外国株式編で説明したように、米ドルが上がるか下がるか、ブラジルレアルが上がるか下がるかによっても変動があります。

 

株式、債券どちらを買うべき?

結論から申し上げると、人によります。

リスク許容度により債券を選ぶべき人、株式を選ぶ人に分かれます。

今回紹介した国内株式、外国株式、国内債券、外国債券の4つのリスク度合いを見ていくと、

 

リスク低いーリスク高い

国内債券海外債券※国内株式外国株式

※海外債券は国内株式よりもリスク低いと記載していますが、トルコやブラジルなど経済的に危うい国の債券の場合は、リスクが高くなります。

 

ご自身のリスク許容度に合った投資をしましょう!
概要はわかったけど、初めてだと何を買えば良いかわからないです。
そんな方には、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券などが複数入っていてパッケージ化されている投資信託をお勧めします!
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